アスンシオンカワムラ新聞

パラグアイで整体治療に携わっています。日々思ったことを綴ります。

コロナの現状に思うこと

 

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Parque Guasu ( グアス公園 )
 ここ数日アスンシオンは晴天続きだ。一年のうちでもこの季節はとても過ごしやすい。そこで足腰の鍛練と気晴らしを兼ねてParque Guasu(グアス公園)へ行った。2週間前は「散歩はOKだが自転車は駄目」と言われたが、今日は「自転車でもOK」とのこと(笑)。

 パラグアイでも厳しかった外出制限が少しずつ緩和されている。市内の交通量もコロナ以前の八割方は戻っているような感じだ。と同時に排ガスによる空気の汚れも戻ったけど(泣)。

 この調子で感染が抑えられていくと 今度は6月15日にスポーツジムが再開となるらしいが、コロナに関しては前例がなく全く先が読めないので、あくまでも現時点での予測である。
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 欧米諸国がピークを越える一方で、中南米ではブラジルを筆頭にペルーやチリ、メキシコ等で感染拡大が続いている。どの国も貧富の格差が大きく、抜本的な対策をとれていないことが感染拡大の要因とか。

 翻って当国の現状を見るに、今までのところ上手く封じ込めているようだ(5月28日現在感染者数 900名、死亡者数11名。勿論明日からどうなるかは誰にも分からないが....)。
 専門家はその理由を以下のように分析していた。
 ①国が小さくかつ内陸国なので外出禁止や国境封鎖等コントロールしやすい。
 ②他国に先駆けて(周辺国より2~3週間早めに)外出制限を実施した。

 ③(WHO 経由ではなく)台湾から直接コロナ対策のノウハウを得た。

 (注)〈2020年現在台湾を「国」として承認し、外交関係を結んでいるのは中南米や南太平洋などに点在する15の国々だが、パラグアイはその一つ。2016年の蔡英文総統就任時、台湾と外交関係にある国は22ヶ国あったが、中国の圧力によって次々と断交し、中国と国交を樹立している〉(NHK ワールドウオッチングより)

 ①、②はともかく③は斬新な見方だなと思った。但し裏付けを取っていないので本当かどうかは何とも言えません。


 「世界各地で需要減少により青息吐息だったプラスチック製造業が又盛り返している」というニュースを聞いた。
 コロナ以前は、エコロジー専門家から寄って集って目の敵にされていた「プラスチック製品」が今や医療現場や飲食関係始め様々な箇所で引っ張りダコだ。
 スウェーデンの少女グレタさんもさっぱりマスコミに出てこないし、地球温暖化問題はどうなったのか( 冗談です)。

 正しく「驕れる者久しからず」である。